就労移行支援事業所 ウィズ
お知らせ

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2019/07/05

司法書士に聴く、後見人の話

後見人の実は…

6月30日「司法書士に聴く、後見人ってなんだろう?~後見人の実は…~」
司法書士の川島 敦弘先生をお招きし開催しました。
あいにくの天候の中、「親の立場」の方々を含め7名の方にご参加いただきました。


そもそも後見人とは…?

後見人とは… 成年後見制度は精神上の障害 (知的障害、精神障害、認知症など)により判断能力が十分でない方が不利益を被らないように 、援助してくれる人を付けてもらう制度です。
たとえば、お金を勝手に使用されてしまう、不動産の売買が勝手に行われる、詐欺や悪徳商法の的になってしまう…こういった場合が無いように、成年後見制度が活用されています。
また、成年後見制度は精神上の障害により判断能力が十分でない方の保護を図りつつ自己決定権の尊重、残存能力の活用、 ノーマライゼーション(障害のある人も家庭や地域で通常の生活をすることができるような社会を作るという理念)をその趣旨としています。 日常生活に必要は範囲の行為は本人が自由にすることができます。
後見人制度には…法定後見(家庭裁判所への申し立てにより後見人が選任される)
                ー後見・補佐・補助人の3種類があります。

                任意後見(将来に備え、自ら後見人を選び公正証書で契約を結んでおく)


じゃあ司法書士って…?

「司法書士とは」と検索すると…なじみのない言葉が並んでいますが…
簡単に説明すると
・不動産の登記などの手続き
・会社の登記などの手続き
・成年後見に関する業務
など、裁判所や検察庁、法務局に提出する書類の作成や登記手続きについて本人を代理して行う といった業務をされています。
ちなみに、専門家として後見人に選定されるのは司法書士、弁護士、社会福祉士です。


今回のお話

どんな時に後見人が必要?そもそも必ず後見人は必要なのか?といった基本的な疑問から
具体的にどんなお問い合わせや、どんな方が利用されているのか、実際の手続きなど…
実際に携わっていないと聴けない話が、もり沢山の内容でした!
また、クイズ形式で楽しく聴ける、学べるコーナも…!
後見人というと高齢者のイメージがあるかもしれませんが、確かに高齢者が利用されていることが多いですが
障がいを有する方かつ、年齢的にも高齢者までとはいかない方のご利用も一定数あるようです。

今すぐに必要!!とはならないかもしれませんが、
「知っておく」ことは一つの手段の確保として・相談方法の確保として
とても重要なことだと思います。
知りたい、聴いてみたい!などご興味がある方は 次回お気軽にお越しください!

司法書士に聴く、後見人の話2
司法書士に聴く、後見人の話2
司法書士に聴く、後見人の話3
司法書士に聴く、後見人の話4

2019/07/04

当事者talk開催しました!

6月29日、Ledesone(レデソン)様との協力企画、「当事者talk」が開催されました。
障がいの有無や立場に関わらず、オンライン視聴も含め10名ほどの方が参加されました!

当事者talkの詳細はこちらから→  http://toujisyatalk.strikingly.com/

今回は「what’s!? coffee」のオーナーバリスタであり、聴覚障害の当事者の柴田さんをゲストにお招きし 開催しました。

当事者talk準備中から、コーヒーの良い香りが…そして爽やか好青年の柴田さん…
当事者talkセッティング、コーヒーが皆さんにいきわたり…いよいよ開始です!

まずは「what’s!? coffee」の紹介から

イタリア留学を経て、バリスタ資格を取得された柴田さん。
「what’s!? coffee」ではスペシャリティコーヒーという、世界基準で評価されているコーヒーの上位8%のコーヒーを使用されています。コーヒーへの情熱、熱量が凄まじく「障がいや悩みがあってもコーヒーは捨てない」と信念を持たれています。 当然と言っていいほど、コーヒーもとても美味しかったです!!
クラウドファンディングにも挑戦・成功され、秋ごろには自動車販売を開始する予定とのこと。
これからの活動に目が離せませんね!!

柴田さんの見据える先

柴田さんはコーヒーが好きというのはもちろんですが、
「コーヒーで社会を変える」
という言葉を掲げておられます。

柴田さん自身は聴覚障がい者ですが、コーヒーを通じて聴覚障がいを広めたい・理解を!と考えておられます。
そのキカッケは自身の幼少期から学生時代・就活時の経験からによるもので
・障がい=そのままのイメージではない(偏見や拒絶)
・障がいだからできない
といった聴覚障がいについて知らない部分を、少しでも知ってもらいたい、イメージを覆したい!
とコーヒーを通じて活動されています。
障がいがあり、諦めてしまうことも多くあるのでは…と考えておられ、
「夢を持ち、目標に進んでいいんだよ!と誰もが夢を追いかけられるように」
そんな社会になることを目指し活動されています。

講演を終えて…

今回の講演は聴覚障がいがテーマでしたが、 障がいの有無に関係なく、当事者talkのように集まれたり、交流できたりすることが 距離が近くなったり、互いに理解できたり、誰もが目標や夢を持てたり… インクルーシブな社会に繋がるのではないかと感じました。
私たちにできることはなんだろうと改めて考えることができ、私自身の刺激にもなりました!

柴田さんありがとうございます!
Ledesone様ありがとうございます!
お越しくださった方々ありがとうございます!

当事者talk開催しました!2
当事者talk開催しました!2
当事者talk開催しました!3
当事者talk開催しました!4

2019/06/27

関西双極フレンズ当事者会開催されました!

6月23日、ウィズにて関西双極フレンズ当事者会が開催されました。
ウィズでの開催は4月に続き2回目ですが関西双極フレンズ様では今回で4回目の開催となり、 6名の方が参加されていました。

今回は…
・手帳について
・仕事での配慮について
・薬について
・民間療法について(アロマや漢方、ヨガなど…)
・服について

など、様々なテーマがお話されていました。
参加者の方々は、それぞれのご自分の経験や現在行っていることを共有しつつ、それぞれが否定することなくお話されていたことがとても印象的でした。

困りごとや悩み事を共有し、それぞれにお話される姿は皆さんにとっての「一つの居場所」なんだなと改めて感じましたし とても落ち着く良い雰囲気だなと思いました!

ご参加された方々、関西双極フレンズの方々、ありがとうございました!
運営の「めいしゃん」さん、お誕生日おめでとうございます!

関西双極フレンズの詳細はこちらから!
→ http://kansaibpfriends.seesaa.net/

関西双極フレンズ当事者会開催されました!2
関西双極フレンズ当事者会開催されました!2
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関西双極フレンズ当事者会開催されました!4

就労移行支援事業所 ウィズ

大阪市中央区の「就労移行支援事業所 ウィズ」のホームページへようこそ。

~ウィズ=W’sとは~
『welfare(福祉)』『work(仕事)』『with(共に)』の3つを掛け合わせた造語です。
なにかしらの障害を有する人々の社会、仕事環境を皆さんと、また社会や地域と共に、よりよく変化させたいという想いから生まれました。
「就労移行支援事業所 ウィズ」では由来を基礎として、人と社会の“繋がり”を大切に大阪市中央区などで就労移行支援や企業実習支援、説明会を行っています。

・同じように働けること
・同じ場所で過ごせること
・人と繋がっていられること
・社会と繋がっていられること

障害の有無に関わらず、大阪市中央区などで就労移行支援や居場所づくり、企業実習支援、説明会を行っています。
「障害=その人」ではなく、「その人=その人」という当たり前のことを大切に、一人ひとりと丁寧に向き合います。
おかげさまで評判が評判を呼び、ご相談件数も増加しています。

~「就労移行支援事業所 ウィズ」の寄り添う就労移行支援~

1 コミュニケーションツールを使用
  →体調管理や情報共有のツールを使用し、いつでも相談して頂ける環境があります。

2 ライフスキルワーク支援
  →自分の得意な事・苦手な事を把握するために、ゲームやディスカッションを行い、自己分析をします。  

3 マナー研修
  →身だしなみから名刺交換など、一般的なビジネスマナーの研修を行います。

4 PC訓練
  →Office系スペシャリストの指導員がマンツーマンで指導を行います。

5 体操プログラム
  →体力向上やリフレッシュを目的として、定期的に運動する機会を設けます。

6 職場見学&企業実習支援
  →様々な職種の見学や実習を行い、働くイメージを膨らませるとともに自信を高めていきます。  

7 就職活動支援
  →履歴書の添削や、面接の訓練を行い就職活動をサポートします。  

8 定着支援
  →就職後も定着できるように職場訪問や面談を行います。


~コミュニティについて~

障害を持っているから、と交流の機会を失ってしまうのはとても残念なことです。
大阪市中央区の「就労移行支援事業所 ウィズ」では企業様と共同のイベントや説明会を実施し、障害の有無に関わらず仲間づくりの機会を提供しています。
「知りたい!」
「学びたい!」
「交流したい!」
「相談したい!」
という意思を組んで、様々なことに挑戦できる環境を整えています。

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